こんにちは。
長野県は一気に寒くなり秋をほとんどすっ飛ばして冬の気配がやって参りました(笑)
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、大会会場で知人の先生とサザエさんの家のたとえ話で盛り上がり、ついでに!?マリオカートとバドミントンの競技力についても話をしていたところ例え話の例が変わっていると言われてしまいました(^_^;)
サザエさんの家という例えは私としては結構なHitだったんですが・・・
伝わりにくかったでしょうか(笑)
でもそんなことではめげません!
とは言うものの地域で支えるスポーツシリーズは今回で一度締めたいと思っております。
どうぞお付き合いください。
さて、前回のお話では地域で支えるべきタラちゃんの存在についてお話しました。
タラちゃんのように「地域で育ち、地域で育てた選手」ができるには時間がかかります。
それは同期という横のつながりを作り、毎年毎年それを繰り返していくことで歴史となり、縦のつながりが生まれていきます。
そして、そんな「地域で育った選手」が帰ってきて今度はその「地域を支える人」となってほしいのです。
こうなってくると地域のバドミントンがまわり始めます!
私はこのことを「地域の家」と呼んでいます。
バドミントンがつなぐ家族というイメージです。
地域の家の役割
- 育つ
- 巣立つ
- いつでも帰れる
①育つ
バドミントンということに関して言えば安定した活動拠点と言えるでしょう。
②巣立つ
いつかは家から出て自分の道を歩き出すことでしょう。
その時に巣立っていけるような強さを身に付けてもらいたいものです。
③いつでも帰れる
家から巣立ち、自分で歩き始めた時、帰る場所があるということは心強く、勇気を与えてくれるでしょう。
そしていつでも帰ることができる場所を作るのは地域の人々の思いなのです。
自分たちの地域で育った選手が大きく羽ばたき、そしてたくましくなって帰ってきてくれたら・・・
そんな嬉しいことはないですよね!!
帰ってきた選手が今度は支える側になる。
地域のタラちゃんを育てるということは地域好循環を生み出すための第一歩であると考えています。
地域の家に必要不可欠なマスオさん
サザエさん一家の構成においてのキーマンはやはりマスオさんです。
マスオさんの3条件とは
- よそ者
- 若者
- バカ者
です。
マスオさんは「よそ者」であり「若者(28歳だそうです)」です。
バカ者という点では少し疑問もありますが、サザエさん一家ではバカ者についてはカツオが担当しているのではないでしょうか。(正確にはバッッカモーーーン!!ですが)
1人で3条件を満たしていれば良いですが、時には分業でも良いのかもしれませんね。
皆さんの周りにマスオさんはいるでしょうか?
地域に尽力する他人とはなかなかに有り難い存在なのではないでしょうか。
当たり前ではない環境を作りだせる存在がその地域をつないでくれるかもしれません。
ぜひ探してみてください♪
「地域の家=地域で作るバドミントン環境」の参考になれば幸いです。
さて、地域で支えるスポーツシリーズはこれで一段落となります。
またこれからはバドミントン指導奮闘記!?をお送りしたいと思います。
ではでは今回もお付き合いいただきありがとうございました。