胸郭出口症候群①

皆さんこんにちは。
西澤です。
今回は胸郭出口症候群。Thoracic Outlet Syndrome:TOS
肩を挙上した時などに上肢がシビれる、痛いなどの症状ってございませんか?
人によっては肘の内側に疼く、刺す様な痛みが出る方もいます。

併発して運動障害も伴う場合もあります。
握力低下や、手が痩せてくるなどなど…

主に筋腱障害と血管障害による、しびれ感。の2つ。

聞いていると恐ろしいですがこれが胸郭出口症候群というものです。

以外と多いんです。
アスリートに限らず、一般の方々にも多く診受けられます。
正体は?
簡単に言うと神経の束が締め付けられてしまう症状です。
そしてパターンが3つありまして、
①前斜角筋と中斜角筋の間で起こる斜角筋症候群
②鎖骨と第1肋骨の間で起こる肋鎖症候群
③小胸筋と烏口突起(肩甲骨の部分)で起こる過外転症候群

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上から1.2.3という順のあたりで絞扼されると出る症状です。

 

というものを総称して胸郭出口症候群と言われます。
何れにしても神経痛的なものや運動障害を引き起こします。

いくつか検査法があります。
まずは肋鎖症候群。
鎖骨の上から頚椎よりの部分に骨っぽいものを触れる場合は頚肋症候群の可能性が出ますが、これはまずは医療機関に受診を。

そしてあとの2つはデコルテの部分を押して痛みが出る方もいます。
が、色々とテスト方があります。

まずはアドソンテスト。
症状のある方に顔を向けて、そのまま首を反ります。その状態で深呼吸をした時に手首のところの脈が小さくなるか診ます。

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次は、エデンテスト。
座って胸を張らせて手を後ろにし、脈拍の有無を確認します。

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お次はライトテスト。
座った状態で両肩と肘を90度、外旋90度にして、手首の脈拍を確認するか、血行が悪くなり、白くなるか確認します。

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最後はルーステスト。
ライトの状態でグーパーを3分行います。
手のしびれやだるさなどが出るか確認します。

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何れにしても怪しいなと思ったら医療機関へ。

ではでは今回はこのあたりで。

 

 

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西澤孝仁 (N-fit整骨院)

投稿者プロフィール

 生年月日:1987年11月26日
 資格:柔道整復師
 活動内容:長野県の北信地域にて、整骨院開業。
長野県高体連バドミントン大会トレーナー
AC長野パルセイロBCトレーナー
その他種目トレーナー活動中
 バド歴:中学、高校バドミントン部に所属。
       インハイ出場経験有り。

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